【画像素材】イメージの画像がないっ! → 見つけられていないだけ!? ちょっとひと手間で変わる画像活用術!!
「ここで2枚の写真を撮らせてくれたら、
数千語の言葉より多くのことを表現できるのに。」
昨年、生誕100周年を迎えた戦場写真家 ロバート・キャパ の言葉です。
真実の表裏、二面性を表現した言葉とさまざまな解釈がありますが、
彼の写真展で、同アングルで撮られた2枚の写真を見て、
静止画でありながらドキュメンタリームービーの
ビフォー(起承)→アフター(転結)を見たような気がしました。
写真、画像。
それは、言葉では語り尽くせない多くの情報を伝えます。
メルマガやブログ発信されている方は
いつも、『伝えたい情報にぴったりの写真素材はないか』と探されているのではないでしょうか。
が、
なかなか見つからない!
予算上、カメラマンに撮影を依頼できないし、
ネット上の無料素材サイトでどれだけ探しても
いたずらに時間がかかるばかりで全然見つからない。
でもそれ、
ホントに探せていますか?
ということで、今回は、
画像素材探しの時間を軽減し、
よりイメージに近い画像を手に入れるアイディアをご紹介したいと思います!
無料写真素材提供サービスといえば有名なこちら
無料写真素材 写真AC
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こちらのビジネスカテゴリで提供されている〈タイトル:コーヒーとデスク17〉1枚を使用していきたいと思います。
この写真を見てどんなイメージがしますか?
・ビジネス
・デスク
・文具が無造作に置かれている → 忙しい?
こんな感じでしょうか。
では、この写真に少しだけ手を加えてみます。
静か・モダン・オシャレ
◯ ネガティブ視点の場合
暗い・不吉・雑然(・失踪!?)
などなど。
画像の前後の文面によって、はじめの写真とは違ったイメージを伝えることができます。
では、もっと印象を限定してみましょう。
画像の中の電卓部分を切り抜きました。
切り抜き=トリミングです。
この写真から受けるイメージはどうでしょう?
家計を管理する主婦、会計士、金融、マネープラン、見積り、などなど、
まるで違う写真に変わりました。
さらにこれをモノクロにすると、、
主婦の悩みの声が聞こえてくるようです。
こんな風に、少し加工を加えることで、
語らずしてシーンをイメージさせることができます。
その3。
空気感を変える
さて次は、「ちょっと一息」なイメージに変えてみましょう。
カップの部分だけトリミングしました。
トリミング前も「仕事中に一服」という見方もできましたが、その他に多くのものが写り込んでいるために、色々な解釈ができました。
そこで、モチーフを『カップ』という休憩アイテムだけにすることで、
見る側のイメージをコントロールすることができます。
そして空気感。
写真を明るく調整してみました。
もっと『ほっと一息』な感じが演出できますね。
こういった写真加工は、画像加工アプリケーションを持っていない方でも
iPhoneの〈写真〉アプリなどで簡単にすることができます。
↑iPhoneの〈 写真 〉
↑ 操作画面
いかがだったでしょうか?
1枚の画像に少し手を加えるだけで、
多くのイメージ画像を作り出すことができました。
画像を探す時、画像の中まで見渡すと、
強力なイメージを発見&素材探し時間の短縮ができるかもしれません!
ちなみに。
画像素材の加工ですが、
今回画像を使用したACでは以下のよう規定しています。
「営利目的で作成される商業印刷物やホームページにも、完全無料のまま自由にご利用いただけます。
加工(切り抜きや色変更)も自由に行って頂けます。」
ご利用ガイドページ
http://www.photo-ac.com/main/guide
素材サイトによっては、加工を禁じている場合がありますので、
事前に利用規約の確認をしましょう。
セピアカラー + ぼかし加工
効果的な画像で、メルマガ・ブログを効率的に楽しく作りましょう!!